1,000万円のゴールに向けた微調整が全て

貯蓄の最初の壁は100万円とはよく言われる。

人生ではじめて100万円を貯めたのは24歳の頃。毎月10万ほど貯蓄していた。月10万円というのはインパクトがある数字で、貯める充実感が得やすい。これが8万円とかだとちょっとなにか不足感が出るので不思議なものだ。

 

で、24歳でつくった100万円はパリ1ヶ月滞在という経験に費やした。それからは貯まらない暮らしだったのだが、好きな仕事や学びを重ね、貯めずに使う暮らしをして、楽しい経験をたくさんさせてもらった。おしゃれに一番投資をしていたのもこの頃だ。

 

そして30代になり、将来のためも考えて、再び100万円の貯蓄を決意。フリーランスだったので毎月の貯蓄が難しいなかで、毎月少しでも積み立てていき、2年ほどで溜まったように思う。

 

その後、40代まで、あまり節約せずに400万円を貯めた。これがこれまでの最高貯蓄額である。

 

で、今回は個人資産を現状の100万円から1,000万円まで積み上げようというわけである。

 

久しぶりにお金に真剣に向き合ってみて、「ベクトルをつくることが全て」と気付かされた。目標額をクリアしたのは結果でしかない、その手前のよき流れ、貯まる状態や状況を作るために、「貯まる」ゴールに向けて、日常で小さくベクトルを微調整する。これが全て。むしろ人生全てがそこでしかないのかもしれない。

 

気づく、ゴールに向けて微調整する。

これを毎日飽きず繰り返せる人が最速で結果を出せるのではないか。