新規顧客開拓に光明が見えた話

地味にポイ活を続けていて、数十円のありがたみを感じる今日この頃。ポイントが増えていくのは単に楽しい。右肩上がりであればただただ、嬉しい。

 

これまで、クーポンや割引に関心がなかった。割引されるから何かをしようという発想は貧乏人のもの。わたしはやりたいことを、やりたい時に、やりたいタイミングでやる。それで定価であってもよいじゃないか、それが私にとってのベストタイミング!という価値観だった。

 

昨日、仕事関係の視察を終えた帰りに、休日でもあるのだし羽を伸ばそうと、温泉施設に出かけることにした。そこでふと思いたって、割引クーポンがないかどうか検索をしてみた。すると、LINEフレンドに登録するだけで、施設利用料が500円も割引になると発見。もちろん活用させてもらった。

 

日々、ポイ活で小さなお金に向き合っている成果である。500円!これは大きい。割引で失わずにすんだ小さなお金に喜ぶ自分にも、面白さを感じている。

 

そして、大きなお金の話も。会社設立2年で、低め安定に事業が成り立ってきて、次の課題は新規顧客開拓である。買ってくれる人を増やせば売り上げは上がる。単純だ。

 

先日、中小企業のコンサルや企業研修を手がけている仲間が、私の事業の悩みを察して話を聞いてくれた。彼は努力を欠かさない人で、コーチとしての才覚もすばらしく、話の中で私が持つコアバリューを引き出してくれた。

 

単純に、話して元気になれた。ありがたいことだ。

 

温泉施設の行き帰り、バスに揺られながら、彼と話したことをぼんやりと思い出していた。そして、ふと気が付いた。どんな人にお客さんになってもらいたいのか、を、だ。

 

私が手がけている事業は拡張可能性がある。簡単に新規付帯事業を考えることができるが、どうも気が乗らないでいた。その理由がわかったのだ。それは、私が関心をもっているのは「人」であるということ。事業手法ではない。

 

だから私の顧客は私自身が「この人のためにはなんでもしたい」と思える人がいいのだ。その人が要求することであれば、私が提供できることは、初めてのことであってもチャレンジしてみよう、その人を喜ばせたいと心から思たら、私はやる気をもって、なんでもできる。

 

私の仕事で、顧客が喜んでくれたら、それが一番嬉しいことだからだ。

 

そう気が付いたら、無味乾燥だった「新規顧客開拓」という言葉が、現実味を帯びてきた。「新規顧客開拓→尊敬できる好きな人とたくさん出会う」に変換されたのだ。この顧客開拓は楽しい。自分自身も成長できる。